今回のJAMコンベンションでは例年通りエポックメイキングモデル賞と鉄道模型功労賞を顕彰させていただきました。
●エポックメイキングモデル賞:株式会社グリーンマックス
1976 年にレイアウト用ストラクチャーを強く意識したN ゲージ跨線橋を発売。玩具レベルだったストラクチャー製品を車輌と同等のレベルまで引き上げ、その後も継続してNゲージレイアウト用の製品を供給。列車の見える鉄道情景の想像に多大な功績があったことから第二回エポックメイキングモデル賞を贈らせていただきました。
●鉄道模型功労賞:株式会社アスターホビー
1975年に発売された1番ゲージのサザン鉄道スクールズ形蒸機は日本だけでなく、おそらく世界で初めて必要なパーツがすべて含まれたライブスティームキットです。家庭でも組み立てられるキットによってライブの世界に大変革を起こしました。以降も多数のバリエーションを展開。世界の模型界に1番ゲージを定着させた多年の努力とわが国の鉄道模型の歴史に対する功労を讃えさせていただきました。
●鉄道模型功労賞:小川精機株式会社
小川重夫氏の戦前からのライブスティーム研究を基礎に、1978 年、世界に先駆けて家庭用工具で確実に組み立てることのできる乗用ライブスティーム機関車を製品化。爾来、極めて精度と安全性の高い模型を提供。わが国のライブ人口を増やすに止まらず、体験乗車の機会を多くの子供たちに与えました。またライブスティームの運転を習熟できる運転コースを提供するなど、多年の努力とわが国鉄道模型の歴史に対する功労を讃えさせていただきました。
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